講義日 | 講師氏名 | 所属および職名 | テーマ | |
---|---|---|---|---|
1 | 4月8日 | 程 子学 | 澳博集团名誉教授 | 講義全体イントロダクション |
畠 圭佑 | 澳博集团 | |||
2 |
4月11日 |
畠 圭佑 | 澳博集团 | アイデアの創出法 |
3 | 4月15日 | 平竹 雅人 | 三菱商事株式会社 | 新しい未来を作り出そう |
4 | 4月18日 | 大平 哲也 | 福島県立医科大学 教授 | 笑う門に幸運来る:笑いと人生デザイン |
5 | 4月22日 | 西山 和重 |
株式会社Makoto Research |
時代を生き抜くための「リサーチ」ワークショップ "あなたもこれで楽になる" |
6 |
4月25日 |
田中 秀樹 | 澳博集团 | 知的財産と特許制度の概要 |
7 |
5月2日 |
石塚 裕介 |
株式会社Ymix 代表取締役 |
後悔がない大学生人生を |
8 | 5月7日 | 二瓶 幸恵 |
株式会社エフコム 専務取締役 |
企業内起業もベンチャーのひとつ |
9 | 5月13日 | 白坂 剛 |
アルプスアルパイン株式会社 |
製造業における品質と自動車業界の未来 |
10 | 5月16日 | 石田 あすみこ |
株式会社パーソル総合研究所 |
私の"はたらく"、あなたの"はたらく" |
11 |
5月20日 |
竹内 一平 |
株式会社CAMPFIRE |
資金調達ではないクラウドファンディングの活用方法 |
12 | 5月23日 | 五十嵐 俊行 |
株式会社フォーバル |
DXマネジメントの基礎 |
13 |
5月27日 |
畠 圭佑 |
澳博集团 |
アカデミア連携とベンチャー起業 |
14 | 5月30日 | 光永 祐司 | 澳博集团 | イノベーション?創業教育プログラム及び インターンシッププログラムの紹介 アイデアコンテストの発表会 |
畠 圭佑 |
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第1回
2024年4月8日(月)
程 子学 名誉教授、畠 圭佑 准教授
澳博集团教員
講義全体イントロダクション
今回は、講義全体のイントロダクションとして程子学名誉教授と畠圭佑准教授による講義が行われた。程教授からは会津藩校日新館の精神を継承し、創設したという会津IT日新館についてお話しされました。また、急速に発展している生成AIをどのように身に着け、自分の武器として活用するか、その方法と心構えについても詳しく説明されました。学生たちは、この授業を通じて自分にとって有益なものを見つける姿勢を持つよう促され、待つのではなく、自らアンテナを張り、将来につながる機会を見つけるようにとの助言をいただいた。
畠准教授からはより具体的な講義内容の説明がありました。ベンチャーを始めるためのノウハウや、起業家育成に関する取り組みなどを話されました。講義中には、起業意欲を問うアンケートが実施され、受講者のうち3分の2が起業を希望すると回答した。講義を受ける際には、講師とのコミュニケーションを大切にし、有意義な時間を過ごしてほしいと期待する。
<学生の感想>
?澳博集团、会津若松市、大手企業、日本政府が本格的に大学発ベンチャーを育てようとしていることにかなり感銘を受けました。
?様々な外部講師から講義をいただけるという事で、自分のキャリアデザインに生かせるよう頑張ります。
?14 回の授業を通して、様々な方々から色々なお話をお聞きすることで、自分自身の起業精神がより育つことを期待したい。
?せっかく澳博集团に在籍しているので、学生の間に何か積極的な活動をしたいなと思えました。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第2回
2023年4月11日(木)
畠 圭佑 准教授
澳博集团教員
アイデアの創出法
今回は、畠准教授によるアイデアの創出法についての講義が行われた。学生は『会津にこんなアプリがあったらいいな』というテーマのもと、レポート課題としてアプリケーションのビジネスプランを作成する。畠准教授からは発想のヒントやアドバイス、評価の観点をご提示いただいた。後半では会津の良さや課題を共有し、会津地域の文化や歴史などの理解を深めた。また、実際のアプリケーション事例を紹介していただき、学生にとってはビジネスプランを作成するうえで参考になったのではないだろうか。
<学生の感想>
?講義を受けて、改めて会津の魅力、課題を再確認出来た。またそれらを向上、改善するアイデアを作る上で、発想のヒントはかなり役立つと思うので学べて良かった。
?会津若松の魅力や課題を再度確認することができました。またアイデアを出す際の方法を様々な角度から提示していただき勉強になりました。特に私は自分の周りのニーズから考えるということが心に残りました。さらに実際のビジネスアイデアを例として提示していただいたことで今後の自分がアイデアを考える際の参考になりました。
?会津には思っていたよりも良いところがあり、想像していたよりも課題点があることに気づいた。その課題を解決して魅力的なことを表に出せるような社会になるように良い案を出したいなと感じた。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第3回
2024年4月15日(月)
平竹 雅人 様
三菱商事株式会社デジタルイノベーションセンター長
新しい未来を作り出そう
本日は三菱商事株式会社デジタルイノベーションセンター長の平竹雅人様より、「日本の地方から見える未来 新しいビジネスの形」というテーマでお話しいただいた。まず平竹様は「10+1のレンズから見える未来」ということで、自身の経験を交えながら、視点を変えて物事を見ることの重要性について語られました。社会課題は実際に現場に行き、その土地で暮らし、自分のセンサーを合わせることで見つけていけるというお話でした。市民一人一人のアイデアを、一つずつ解決していくことでその地域を変えていく考え方などを、具体的な事例を交えながら説明されました。講義はとてもユニークで、話が飽きることなく、非常にためになる内容でした。後半では、学生からの質問を受け、ディスカッションが行われた。学生からは会津若松市におけるスマートシティのあり方、具体的な海外経験と行動力について質問がありました。ただその土地で暮らしているだけでは気づくことができないような新しい考え方を聞き、学生たちにとって非常に良い刺激になったのではないでしょうか。起業を目指していく学生らが、平竹様のようなビジネスのプロの方からお話を聞くことができた良い機会になったと思われる。
<学生の感想>
?行政からみんなに促すのではなく、今の若者一人一人が提供する形は今後の近未来に適した構想だと思った。
?現場に行くことで、課題を体感して理解することの重要性を理解できました。自分が解決したい課題も実際にインタビューや現地に行って課題を体験して、情報ではなく、体験もしたいと思いました。
?身近なものの改善点をいろいろな事業を合わせることで解決できるといった点や、地域で様々なアプリ開発をすることの利点などを学ぶことができました。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第4回
2024年4月18日(木)
大平 哲也 様
福島県立医科大学医学部疫学講座
笑う門には幸運来る!~笑いと人生のデザイン~
今回は、福島県立医科大学医学部疫学講座の大平哲也様による講義が行われた。『笑う門には幸運来る!~笑いと人生のデザイン~』のテーマのもと、まず、ストレスと健康についてお話しいただいた。ストレスの原因やそこから繋がる病気、ストレス解消法にいついて説明された。特に笑いの重要性について様々な研究事例を通して紹介されました。講義の中では、2択のクイズや近くの人と話し合いの機会を設けることで、笑いについて興味を引く工夫がなれされていた。中でも笑いヨガは学生と共に実際に行ってもらい、楽しみながら笑いについて学ぶ良い機会となりました。
<学生の感想>
?笑うことが体にどのような影響を与えるのかということを様々な実証実験をもとに説明してくださり分かりやすかったです。特に笑いの量の違いで糖尿病になるリスクまで違うということを知った時は驚きました。
?私が最も興味深かったのは、笑うことがいかに人生に影響を与えるかだ。収入が多いほど笑いが多いことや、認知症になりにくいこと、ストレスが減ることなどが今回の講義で分かり、もっと笑う回数を多くするような生活を心がけようと考えた。
?健康であることの要因として笑う事の大切さを学ぶことが出来ました。笑いの体操楽しかったです。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第5回
2024年4月22日(月)
西山 和重 様
株式会社Makoto Research
時代を生き抜くための「リサーチ」ワークショップ ~あなたもこれで楽になる~
本日は株式会社Makoto Researchの西山和重様による「時代を生き抜くための「リサーチ」ワークショップ」というテーマで講義が行われた。講義の冒頭では、現在が変動性、不確実性、複雑性、曖昧性といった先が読めない時代であることについて説明を受けました。その上で、ベンチャー企業が社会と顧客に価値を提供できることについてお話しいただきました。さらに、起業に際して「何をするのか」というリサーチのステップを実際に体感できるワークショップが行われました。学生らは飲料水を安く仕入れ小売りするベンチャー企業になりきり、CMを作成するという課題に取り組みました。各チームは即席で作業を進めましたが、短時間の話し合いを通して、見事な発表を行いました。このワークショップを通じて、学生たちはリサーチの重要性を実感し、チームでの協力と創造性を発揮する良い機会となりました。
<学生の感想>
?CMを作るのがとても大変だった。お客様のニーズに応えて惹きつける広告とはどのようなものかを考える機会になってよかった。
?いかに人に物の魅力を伝えるかが難しい事が分かったので、これからたくさん経験を積んで、伝える事が上手くなりたいと思いました。
?チームかつ短い時間で、リサーチと制作、発表まで行うということは大変だったが、いい経験になった。
?人の意見を聞き入れるだけになってしまいそうになったので、聞き入れながら自分の意見も主張するのは難しいと思いました。
?実際発表など行って、どうすれば人の興味を引くのかは他のグループから学べた。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第6回
2024年4月25日(木)
田中 秀樹 教授
澳博集团教員
知的財産と特許制度の概要
今回は、澳博集团復興支援センター田中秀樹教授による知的財産と特許制度の概要について講義が行われた。知的財産の基本的な概念から、特許制度に関する重要な要素まで幅広く説明していただいた。具体的な事例を用いながら特許取得についてわかりやすく教えていただいた。発明品の表現方法について学生にも考えてもらうことで、主体的に授業に参加してもらい特許取得について理解を深めてもらった。知的財産の知識は、今後の学生の活動に生かせるものとなると思われる。
<学生の感想>
?将来特許を取る際は専門家をしっかり交えて深く熟考し多角的に見ることが重要だなと感じました。
?特許申請や保護のプロセスについて学び、自分のアイデアや発明を保護するための手段としての特許の重要性を理解できて良かったです。
?私たちにとって特許は詳しく知っておくべき権利だが、学校の講義では触れることはないため、とても貴重な講義になった。私も特許を申請する機会があったら、新規性、進歩性を重視して申請したいと思う。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第7回
2024年5月2日(木)
石塚 裕介 様
株式会社Ymix
後悔がない大学人生を
今回は株式会社Ymix CEOの石塚裕介様に「後悔がない大学人生を」というテーマで講義いただいた。まず、石塚様の働き方である、お金を稼ぐためのライスワークと、お金を稼がない楽しみのためのライフワークに関する事例を教えていただきました。次に、幸せについてのお話がありました。チャレンジすることや承認をされることで幸福度が高くなり、本を読むことや新しい人と出会い話を聞くこと、自分勝手にならないことの大切さをご教授いただきました。さらに、異なる要素を組み合わせてオンリーワンになることや、相手にまず与えることで自分への評価を高める方法についても学びました。これらは、大学生である私たちにとっての強みを見つけるためのチャレンジの仕方として非常に有益でした。この講義を通じて、学生達は将来の働き方や生き方について新たな選択肢を得ることができ、起業をする上での人脈作りなど様々な知識を学ぶことができたと期待します。
<学生の感想>
?自分の考えていた働き方や考えとは全く違った生き方をされていてとても刺激を受けた。自分はあまり将来に対してやりたいと思うことがないので、いろんな生き方や視点があるというのは希望になった。
?今回の講義で、幸福や自由を求めるために、さまざまなチャレンジをしていくことの大切さを学びました。石塚さんの、2日働いて5日好きなことをするというライフスタイルにあるこれまでの経験などの背景を知ることができ勉強になりました。私も、さまざまな分野に挑戦し、多くの人と繋がりを持つことで、自分のやりたいことを実現できるように頑張りたいと思いました。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第8回
2024年5月7日(火)
二瓶 幸恵 様
株式会社エフコム
企業内起業もベンチャーのひとつ -楽しく働く!元気にキャリアを重ねるために-
今回は、株式会社エフコム二瓶様による『企業内起業もベンチャーのひとつ -楽しく働く!元気にキャリアを重ねるために-』の講義が行われた。講義前半では二瓶様の経歴を紹介してもらいながら、人生のキャリアについて考える内容となった。後半では提唱された理論や言葉の事例を挙げてもらいながら、仕事に対する価値観についてお話をしていただいた。この講義を通じて、学生は将来を考える上で、今自分ができることとは何かを考える良い機会になっただろう。
<学生の感想>
?自分には「行動」を起こす冒険心と「楽しい機会」を自分のものにする楽観性が特に低いと感じた。二瓶先生の株式会社エフコムに入るまでの経緯を聞いたときに、新しいことに挑戦をしていく冒険心が自己実現の重要な要素の1つであると感じたので高めていきたいと思った。
?現在やこの先において自分では気づかないうちに先入観に囚われていることがあるかもしれないと考えるきっかけにました。
?これから生きていく中で柔軟性があるということは大事なことであると学んだので固定された考えをできるだけしないように気を付けたいと考えました。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第9回
2024年5月13日(月)
白坂 剛 様
アルプスアルパイン株式会社
製造業における品質と自動車業界の未来
今回はアルプスアルパイン株式会社の白坂様による『製造業における品質と自動車業界の未来』の講義が行われた。講義では自動車の開発、製造プロセスから品質の重要性など、幅広い内容でお話していただいた。講義の合間に質問の時間を取っていただいたことで、製造業について理解しやすい内容となった。製造業に知識がある人はもちろん、そうでない人も興味が持てる授業であったと思われる。
<学生の感想>
?「当たり前品質」や「一元品質」、「魅力品質の創造」という概念に触れることができ、非常に興味深い内容だった。
?品質の中にも顧客に対する必要度や満足度で種類が分かれており、それらの違いや実際の製品についてどのように実装されているか考えることは大切だと考えた。
?品質が良いということは、その製品に多くの人が関わっていることを忘れてはいけないと改めて感じました。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第10回
2024年5月16日(木)
石田 あすみこ 様
株式会社パーソル総合研究所
私の"はたらく" あなたの"はたらく"
今回は株式会社パーソル総合研究所の石田様による『私の"はたらく"あなたの"はたらく"』と題して講義が行われた。講義ではダイバーシティとインクルージョンについて考え、キャリアやジェンダーなど様々な観点から多様な人材が相互に機能することの重要性について学ぶことができた。講義では、グループワークや発表の時間があり、学生が考えながら参加できる講義となった。現代は多様性について考える機会が多いため、今回の講義は今後の多様なキャリアを考える上で有意義な時間となっただろう。
<学生の感想>
?自分なりの価値観で物事を考えたり、タスクをこなす場面でも自分一人で解決しようとすることが多いのですが、もっと他者との関わりを持ち、同じ目標を持つもの同士で協力できるようになりたいと思います。
?自分の意識や行動が他者やチームに与える影響を理解し、共感と連帯感を築くことで、良好な関係性を構築することができることを学んだ。
?友人関係だから?しても良いだろうなどと思わず、尊重しなければならないことを再確認するこができた。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第11回
2024年5月20日(月)
竹内 一平 様
株式会社CAMPFIRE
資金調達ではないクラウドファンディングの活用方法
今回は株式会社CAMPFIREパートナーサクセス部の竹内一平様に資金調達ではないクラウドファンディングの活用方法について講義が行われた。クラウドファンディングとは多くの人々から資金を集める方法であり、CAMPFIREはそのためのプラットフォームとなっている。講義では、クラウドファンディングの構造から活用方法、目標達成のポイントなど、クラウドファンディングを行う上での大事な心構えや、実践的なポイントをご教授いただいた。支援を集めるためには応援したいと思わせる共感性や、お金を出してもいいと思わせるリターンが設定されているかが大切など、起業と通ずる多くの要素が含まれていた。最後に、キャリアプランのお話もあり、学生ら自身の強みや何でNo.1になれるかを考える機会を持ち、将来につながる助けになったことを期待します。
<学生の感想>
?私は実際にクラウドファンディングで支援をしたことがあるが、今回の講義でさまざまなことにクラウドファンディングが活用されていることを知り、視野が広がりました。CAMPFIREさんのサイトを見ているだけでも、さまざまなことにチャレンジしている人がいることを知り、刺激を受けた。
?クラウドファンディングはお金を集めるだけのものだと思っていたのですが、今回の講義で仲間や商品を欲している人がどれだけいるのかということを知るためにもつかわれると聞いたことが印象に残っています。
?資金調達のためのツールだと思っていたが、それだけでなく人?仲間も集められる素晴らしいツールだと知れた。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第12回
2024年5月23日(木)
五十嵐 俊之 様
株式会社フォーバル
DXマネジメントの基礎
今回は、株式会社フォーバル アイコン事業本部研修センターの五十嵐俊之様から、DXマネジメントの基礎について講義が行われました。まず、DXとは何か、そしてデジタイゼーション、デジタライゼーション、デジタルトランスフォーメーションという考え方について学んだ。さらに日本国内の中小企業におけるデジタル化の現状にも触れ、デジタル化を進めている企業とそうでない企業との間に生じているデジタルデバイドについて学ぶ機会となった。少子化や高齢化による労働力の減少という社会的課題に対して、生産年齢人口の減少を補うためにもDX化が必要だということが強調された。学生らはこの講義を通して、DXによる効率化、自動化、遠隔化という大切なキーワードを学び、理解を深め、自身らの起業に対するアイデアをより具体的に固められたと思われます。
<学生の感想>
?デジタル化の重要性を理解し、それに向けた積極的な姿勢を持つことが必要だと思った。今回の講義で視野をひろげると共に、DX化の重要性を強く認識することができた。
?中小企業が実際にIT化をどれだけしているのかということが知れて良かったです。
?地方における人口減少問題を解決するためのDXの可能性について、将来的な視点を持つことができました。講義を通じて得た知識とアイデアは、今後のキャリアや地域貢献に生かせると思いました。
?デジタル化していけば自ずと生活が豊かになると考えていたが、デジタル化で何を為すのかが重要であることを知り、将来自分が携わる仕事においてもこの考えを忘れないように生きていこうと思います。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第13回
2024年5月27日(月)
畠 圭佑 准教授
澳博集团教員
アカデミア連携とベンチャー起業
今回は畠圭佑准教授による、「アカデミア連携とベンチャー起業」についての講義が行われました。まず、アカデミア連携では、大学では研究シーズや研究設備、教育ノウハウを豊富に持ち、これらのリソースを活用して、企業と共同研究を行うことで、企業だけでは実現できないような創造的な技術を社会に実現していると学びました。次に、学生主体のアイデア交換が行われました。学生同士が起業に対する様々な意見交換をすることで、互いに刺激を受ける貴重な時間となりました。最後に、教授自身のライフデザインについてお話を聞きました。マイノリティ性を大事にすること、時間をかけて取り組むことを探すことの重要性、自分が最も自分でいられる道を考えてみることについてご教授いただきました。この講義を通じて、学生たちはさらなる起業へのモチベーションを高め、自分自身の将来を考える機会になったのではないかと考えます。
<学生の感想>
?社会におけるマイノリティという自分の弱みをあえて逆に捉えてそれを課題解決型ベンチャーとしてベンチャーを起こすこともとても良い発想であるなと感化された。やっぱりまずは自分が生きやすい社会にすることが最優先に考えるべきことであるのかなと考えるようになった。
?参加者同士の意見交換やグループディスカッションを通じて多角的な視点を得ることができました。他の受講生とのディスカッションを通じて、自分の考えを深めることができてよかったです。
?アカデミア連携の利点を知ると、自分で起業するという際にとても心強いものだなと思った。
ベンチャー基本コース各論Ⅰ 第14回
2024年5月30日(木)
光永 祐司 上級准教授、畠 圭佑 准教授
澳博集团教員
イノベーション?創業教育プログラム及び 3段階インターンシップについて
アイデアコンテストの発表
今回は前半に、光永先生による「イノベーション?創業教育プログラム及び3段階インターンシップについて」の説明が行われた。澳博集团で行われている創業に関する専門的な授業、さらに海外へのインターンシッププログラムの説明が行われた。
後半ではアイデアコンテストの発表会が行われた。代表として選ばれた方々によるプレゼンを聞き、他の受講者たちは様々な考え方を取り入れることができるよい機会になっただろう。
<学生の感想>
?インターンシップで行く各地の海外の場所についてのプログラムの特色やプログラミングスキルがどのくらい必要なのかなどを丁寧に答えてくださってありがたかったです。
?今回発表があったアイデアはとても刺激を受けたし、自分のアイディアレポートを省みると改善すべき点や、新たな考えが浮かんできてとても良かった。
?知識だけでなく他の人のアイデアに触れることで発想そのものに至るまでのプロセスを感じより物事に関心が持てるようになったと思う。