学部3年の塩沢京平さんが、平成23年度澳博集团海外派遣留学支援事業(海外中期派遣)に採用され、 平成23年11月26日から米国のローズハルマン工科大学で研修を行っています。研修期間は、平成24年2月 27日までの約3ヶ月間です。
塩沢さんの米国での研修や生活の様子をご紹介します。

ローズハルマン工科大学研修 現地報告(平成24年1月)

私がローズハルマン工科大学に到着してから1ヶ月と半分ぐらいがたちます。最初にアメリカのJFKに 到着したときは体の調子が悪く熱がありましたが、インディアナポリス国際空港に到着すると少しほっとしました。

最初のローズマルマンで生活は、私にとってとてもハードなものでした。日常生活での英語でのコミュニケーションは もちろんのこと、授業は抽象的で難しいので何度も挫折感を味わいました。私は、Computer SecurityとSoftware Designの クラスを聴講するのが当初の予定でした。しかし、Computer Securityは私が参加できるほど簡単なものではなく理解 できないと感じたのでドロップしました。Software Designのクラスの内容は各チームがそれぞれのプロジェクトを 進めていくというものでした。授業ではいろいろなdiagramについて学びました。学生はdiagramをかき、コーディングを することの繰り返しです。私はあるチームに加えてもらい、ローズの学生がどうプロジェクトを進めていくのかを 見学させてもらいました。チームで作る大きいソフトウェアプロジェクトの経験がない私は、授業の内容は完全には 吸収できませんでした。チームの仕事を見ているとローズハルマンの学生は優秀なエンジニアであることは事実です。 日本語のクラスにもお手伝いとして参加しています。ときどき日本の文化などについて短いプレゼンテーションを しています。

冬休みは、二人にお世話になりました。クリスマスには教会に行き歌ったり、いろいろな人と挨拶と握手をしたり しました。その後、インディアナポリスでパーティーに参加しました。私は、いままで本格的なクリスマスは経験した ことがなかったのでとても新鮮に感じました。12月30日には、予想もしていなかったスキーにいきました。中学生のとき 以来のスキーだったのでなれるので時間がかかりましたが、久しぶりのスキーはとても楽しめました。次の日、大晦日は Cage the Elephantのコンサートに行きました。新年を迎えたときの感動は忘れられません。その後、またバンドの演奏が 始まり、私がジャンプして盛り上がっていたら知らないおじさんが私と友達の間に入ってきて、 "Happy New Year"といわれ一緒にジャンプしたことが冬休みの一番の思い出です。そのせいもあり Cage the Elephantが好きになりました。

こちらでの生活も残り2ヶ月もありません。経験がまだ浅いため、アメリカの文化など知らないことがたくさんあるので 時間を大切にし、より多くのことを学べるように心がけます。