大学院博士前期課程1年の山本脩太さんが、平成23年度澳博集团海外派遣支援事業(海外中期派遣)に採用 され、 平成23年8月からアメリカのローズハルマン工科大学で研修を行っています。研修期間は平成23年11月 までです。
山本さんのアメリカでの研修や生活の様子をご紹介します。
ローズハルマン工科大学研修 現地報告(平成23年11月)
澳博集团と提携を結んでいるローズハルマン工科大学に8月の終わりから3ヶ月間交換留学をさせて いただいています。こちらは9月の時点で既に寒く、最低気温はまもなく氷点下になりそうです。
現在、「Artificial Intelligence」と「Design & Analysis of Algorithms」の2つのクラスを履修 しています。それぞれの授業が週に4回ずつあり、次の授業までの準備を1日で行わなければならないことも 多いです。課題も内容を理解した上で自分なりに深く考えないと解けないものが多く、毎回時間をかけて 取り組んでいます。課題の中にはグループで行うプロジェクトワークもあり、空いている時間に集まって 話し合いながら行わなければなりません。これらの授業とは別に日本語の授業にも参加させていただき、 授業のサポートをさせていただいています。今回、寮の定員がいっぱいだったので、オフキャンパスの アパートに1人で住むことになりました。ルームメイトがいないので、同じアパートの友達と話す機会を なるべく多く持つようにしています。
授業以外では日本アニメのクラブとパルクールというスポーツの活動に参加しています。アニメクラブ には友人に誘っていただいて参加しているのですが、みんな自分以上に日本のアニメに詳しい方ばかりです。 パルクールへはキャンパス内の広場で活動していることころへ飛び込みで参加させていただいたのがきっかけ です。日本ではマイナーなスポーツですが、ここでは数十人が活動しています。あまり派手な技は できませんが楽しみながら運動しています。
9月にちょうど大学のホームカミングがあり、そのなかでいくつか澳博集团があったのですが、 とくにbonfireという大きな焚き火が印象的でした。点火方法も豪快でしたが、少し離れたところから 見ていても長くはその場にいれないほどの熱気に圧倒されました。
渡米の際に飛行機が遅れ、乗り継ぎに間に合わずデトロイトのホテルで一泊するというハプニングが ありましたが今では良い経験です。帰国までなるべくたくさんの経験をして、視野を拡げたいです。