【最終報告書】
留学をおえて、この6ヶ月間があっという間に感じています。しかし、この半年は人生の中で一番濃く、成長できた期間でした。
生活面について
各クラス課題が多いので、平日は課題を中心に生活しました。課題をしながら友達と交流したり、たまに友達が課題を手伝ってくれました。みんなが勉強に対してモチベーションが高く、その雰囲気に感化され自分も勉強に励むことができたと思います。
勉強面において
もし数学のクラスを取るときは、数学の専門用語の英単語、表現を覚えておくと役に立ちます。それが、唯一の後悔です。英語のクラスは、基本ディベート形式で話すことが基本なので、積極的に発言することを心がけて受けていました。また、ある授業では複数の論文を読むので、自分の卒論の助けとなりました。
留学するときは目標を作るといいと思います。数は何個でもいいです。ただ、シンプルであるほうが良いです。私はこの留学である目標を決めていました。それは、日本語を使わない、禁止にすることです。英語漬けにすることで、自分の英語力を急速に高めるために決めました。最初は中々自分の気持ちを英語で伝えることができずに苦戦しました。時には、喋ることに対して消極的になることもありました。寮において、ルームメイトは台湾人であり、英語でコミュニケーションを取ります。そんなときにコミュニケーションの大切さを学びました。ルームシェアにおいて、お互いを尊重することが重要であり、コミュニケーションを取ることで互いを学ぶことができ、快適に過ごすことができることができました。また、日常生活においても、わからない表現などがあれば、すぐに質問することで、相手も自分の力を把握することができます。このことから、自分の能力を低く見るのではなく、成長できる余地があるという風に変換することで、より一層英語を話すことが楽しくなりました。
アメリカでは、様々な人種、性格の人と交流することができます。そこで、どれだけ挑戦できるかで成長に繋がると考えます。実際私は、留学前は内向的な性格で人と話すことが得意ではありませんでした。しかし、この留学を通して、外交的な性格になることができ、どんなことに対しても挑戦する気持ちを培うことができた。時には、失敗することもあり落ち込むことがあります。しかし、失敗から学ぶことで自分を成長させることができると思います。その機会も挑戦することが不可欠です。大学生活はあっという間に過ぎます。その中で自分がどれだけ挑戦できるかで、これからの人生も変わってくると思います。これらのことから、これからも挑戦し続けたいです。
【中間報告書】
ローズハルマン工科大学(RHIT)に留学してから、あっという間に3ヶ月が経ちました。本来、私は3ヶ月のプログラムでしたが、6ヶ月に延長してもらいました。その理由としては、3ヶ月だけでは、自分が納得のいく留学にならないと考えたからです。
この3ヶ月では、数えきれないほど多くの出来事がありました。楽しいことやとても辛いこともありました。アメリカの生活環境は、日本の生活環境と全く違うので、最初の1か月はその環境に慣れるために時間を使いました。生活面?勉強面の両方でとても苦労しました。
生活面において、特に大変だったことは文化の違いです。基本的に、口頭で自分の意思を伝えないと伝わりません。「察する」ことに期待をしてはいけません。自分の気持ちを伝える必要があります。また、「遠慮」という言葉は捨てて大丈夫です。遠慮をしていると何も得ることが出来ません。初めの方は、煩わしいと思われるくらいにしつこくいくべきです。私の性格はそれを苦手としていたので、したい気持ちとできないことに対する悔しい気持ちの齟齬で苦労しました。
勉強面において、自分の英語能力に絶望する日々でした。学校のテストでいい結果を出すこと、実際に話す?聞くこと、この二つに大きな違いがあることを実感しました。授業は、他のインターナショナルの学生たちと受けました。彼らは元から英語を喋ることができ、そのレベルの授業だったので、最初はついていくのに精一杯でした。また、ファストフード店での簡単な注文でも、言いたいことが伝わらない、店員の言っていることがわからないことなど普通にありました。そういう時は、身振り手振りで何とか伝えていました。
RHITには、秋学期のあとに一週間の長期休暇があります。その休暇で私は、友達のホームタウンであるテキサスに行きました。テキサスの都市であるオースティンで、エスケープルームに行ったり、電動キックボードで夜の街を走ったり、とても楽しい一週間を送ることが出来ました。
この3ヶ月の留学の経験を通して、私は自分でもわかるくらい成長したと思います。英語の能力に加えて、自分の性格が前向きになったと思います。前までは、ネガティブ思考で他人と比べて落ち込んでいました。しかし今は、ポジティブ思考になったことで、失敗したとしてもすぐに気持ちを切り替えることができ、次の機会に活かすことができるようになります。最初からすべてうまくいく人はいません。失敗を恐れないことが大切だと思います。失敗から学ぶことの方が多いと私は考えます。自分の前に大きな壁が立ちはだかったとしても、それを素手で壊すくらいの気持ちで残りの時間を全力で楽しみたいと思います。