学部3年(派遣時)の武田 唯さんが、平成26年度海外派遣留学支援事業(海外中期派遣)に採用され、アメリカのローズハルマン工科大学で6か月間研修を行ってきました。

学部3年 武田 唯

私はアメリカのインディアナ州にあるローズハルマン工科大学に単位互換を目的として半年間留学しました。ずっと留学してみたいと思いながらも、なかなか選考に進めずにいましたが、今回中期派遣の追加募集があると聞き、留学するならば学部3年生の今が最後のチャンスになると思い、思い切って応募しました。私は追加募集によって中期派遣が決まったため、不安を感じる間もなく日本を出国することになりました。ローズハルマンに到着してから4日間程は交換留学生向けのオリエンテーションがあり、沢山のレクリエーションをしながら世界中から集まった留学生達と過ごしました。

私は、ローズハルマンで秋学期と冬学期を過ごし、それぞれ3科目ずつ履修しました。留学前から聞いていた以上に、アメリカの授業は生徒と教授間のコミュニケーションが活発で、生徒の発言数や授業に対する真剣さが日本の学生とは異なりました。秋学期に履修したPythonのクラスでは教授がとても熱心で、あまり英語を理解できていない私に、図を使い簡単な言葉で説明してくださいました。テストの時には、早々と問題を終わらせた生徒が教室を出ていく中、その教授は私に時間を追加してくださり、また授業時間以外に課題やプロジェクトを見ていただいたこともありました。

ローズハルマンでは、ロボットをコントロールしたり、ゲームをつくったりするチームプロジェクトがたくさんあり、それは今まで経験したことのない実践的な内容でした。自分のプログラミングによってそれが実際に動いた時はとても感動しました。エンジニア部門ナンバー1の大学なので、コンピュータ関連の授業で得る知識や技術はとても多く、大変満足しています。また、冬学期になると授業での理解度が秋学期と比べると断然上がり、それを実感できるのが嬉しかったです。毎日たくさんの宿題が各クラスで出されるので、それをこなすのに一日一日があっという間に過ぎていきました。残念ながら単位を落としたクラスもいくつかありますが、Aをとれたクラスもあって3科目の単位互換ができました。

先程述べたように、私は追加募集で中期留学が決まったため、例年より準備が遅れました。そのため、大学構内の寮に住むことはできず、現地に着いてからしばらくは大学職員の方の家にホームステイしていました。その後、ルームメイトを探しているという生徒に出会い、一緒に暮らす事になりました。日本では、ルームシェアはあまり主流ではないため私にとっては初めての経験となりました。ローズハルマンがあるテレホートは大学周辺に歩道がないため、徒歩や自転車で通うことができず、いつもルームメイトや友達と時間を合わせて車に同乗して登下校していました。部屋は広く快適でしたが、交通面ではとても不便だったため、冬学期には学内の寮に移りました。寮ではフロア毎に澳博集团があったり、遅くまで友人と課題ができたり、とても快適でどんどん友達が増えていきました。私は、ホームステイ、ルームシェア、寮生活の全てを経験することができました。

ローズハルマンではたくさんの澳博集团があり、ジャズバンドやバレエ団やマジシャンなどが来ました。それを学生は無料で観ることができるので私はいつも参加していま