平成26年度澳博集团海外派遣留学支援事業(海外短期派遣)に採用された6名の学生が、ニュージーランドのワイカト大学で研修を行いました。
6名のニュージーランドでの研修や生活の様子をご紹介します。
派遣学生
- T. A. さん (学部1年)
- 石塚 雄二さん (学部3年)
- 金井 稜太さん (学部2年)
- 佐久間 愛さん (学部1年)
- 原田 明璃さん (学部2年)
- 渡邉 優太さん (学部4年)
※学年は派遣当時
研修報告
学部1年 T. A.
私は2月から3月にかけてニュージーランドのワイカト大学に3週間の短期語学留学をしてきました。現地の気候は夏の終わり頃で、最高気温が28℃くらいでとても過ごしやすいものでした。
多く牧草地が広がっていて羊?馬?牛などの動物がのどかに草を食べていました。ホストマザーに海にピクニックに連れて行ってもらいました。ニュージーランドは美しい自然が多く心身ともにリフレッシュすることができました。羊のショーやマオリ文化に触れるなどニュージーランドの文化も満喫してきました。孵化して3週間のキウイはとても心癒されるものでした。
ワイカト大学での授業は留学生どうしが集まってレベルごとに構成されます。時期が春休みとのことで多くの日本人がわたしと同じように留学しにきていました。そのためクラスは全員日本人となってしまったのは残念なところでした。そのため多くの外国人との交流を求めてお昼休みや放課後は毎日のように外国人に話しかけました。メールアドレスを交換したり、Facebookで友達になったりしました。
食事は美味しかったです。主にイモと牛肉を多くいただきました。鶏肉や豚肉は一度くらいしか食べる機会はありませんでした。マオリイモといって人参のような色をしたスイートポテトみたいにあまいいもが美味しかったです。町には沢山の寿司が売っていました。握り寿司よりは巻き寿司の方がメジャーな感じでした。またニュージーランド独自の寿司もありました。
学部3年 石塚 雄二
私は自分の英語力がどの程度なのか、異文化を自分の目で確かめたいという気持ちがあり、この短期留学に参加しました。私にとってワイカト大学での3週間は自分の考えを改める良い機会になりました。
今回の留学はホームステイでした。私がお世話になった家族にはもう1人中国からの留学生がいて、彼のおかげですぐに家族の方とも馴染むことができました。大学にはバスで通うのですが、大学方面へのバスはとても混んでいて5台以上のバスを見送ることもありました。またバスを待っている間に見知らぬ人が話しかけてきたことには驚きました。会話の内容は日本の漫画についてでした。これらは今となっては良い思い出です。
今回はWaikato Pathways Collegeで主に英語の授業を行いました。授業方針としては自分の英語能力に応じたクラスでの授業となり、文法、単語、発音、スピーキング、ライティング、リスニングなど英語を話す上で必要となる知識を学ぶというものでした。特に発音、スピーキング、ライティングを重視する授業が多く、それらはディスカッション形式だったので様々な留学生と話しました。この授業のおかげで自分の考えを上手く表現できるようになりました。この時に感じたことはとにかく会話をすることが自分の英語力を向上させる一番の方法だということです。
週末にはホストファミリーと色々な場所でニュージーランドの美しい自然に触れたり、マオリの文化を体験し、ラグビーの試合を観戦したり、親戚の方が集まって一緒に食事をし、ニュージーランドを満喫できました。ホームステイを通して自分が感じたものは家族の温かさです。日本での一人暮らしでましてそう感じたのかもしれませんが、ホストファミリーが家族との時間を大切にする気持ちがひしひしと伝わってきました。
3週間とはいえ見知らぬ土地で慣れない言葉で生活することは大変で不安もありましたが、それ以上の新鮮な経験と発見があり楽しかったです。しかし、この留学で自分に自信より悔しさを感じることが多かったです。しかしその悔しさは日本で普通に生活するだけでは得られない貴重なものでした。この気持ちを無駄にせず、自信に変えていきたいです。
留学に興味があるのなら、その気持ちに正直になり短期留学に応募して欲しいです。それが自分を成長させる糧になると思います。
学部2年 金井 稜太
ニュージーランドまで15時間掛けての渡航。渡航するだけで酷く疲労する。
ホームステイをしながら、大学で勉強をする。ただ、語学留学としては日本人の割合が多すぎてそこまで良いとは言えない。
しかし、ニュージーランドと言う国についてとても良く知る事が出来る留学ではある。
学校ではツアーも開催しており、また様々な澳博集团にも参加できる。自由時間は比較的多く、行こうと思えば様々な場所に行ける。
博物館もあれば、様々な国の庭園を集めた場所もあり、移民の国であるニュージーランドでは様々な料理を食べる事も出来る。
物価は高いが、公共の移動手段に関しては日本と同じ程度なので移動に関しては金銭に困る事は無いと思える。
3週間という短い間ではあるが、とても満足出来る留学である。
学部2年 原田 明璃
短期留学でニュージーランドのハミルトンにあるワイカト大学に3週間行ってきました。滞在中はホームステイをしていました。ホームステイ先には、中国人の留学生も居ました。初めての留学とホームステイで最初は緊張と不安でなかなか家族に馴染む事は出来ませんでした。しかし、ホームステイ先の家族がジョークを言って和やかな雰囲気を作ってくれたり、一緒に買い物に連れて行ってくれてフレンドリーに接してくれたおかげで、徐々に緊張がほぐれていきました。加えて、中国人のホストシスターとは歳も近かったため話が合い、英語で沢山コミュニケーションを取る事が出来とても仲良くなれた事は良い思い出になりました。
また、ワイカト大学のパスウェイカレッジという語学学校に行きました。授業は月曜から金曜の午前9時から午後2時までです。選択授業がある日は午後4時までです。私はIntermediate English Classで授業を受けていました。クラスの人数は12~16人程でした。このクラスでは、毎日授業の始めに昨日あった出来事について隣の人と英語でお話してから授業に入りました。また、ペアで問題を考え、話あったりするという事が多くありました。加えて毎日席替えをするのでクラスのみんなと話す事が出来、仲良くなれました。クラスメイトの方々はフレンドリーで話しやすかったので、臆する事なく英語でコミュニケーションを取る事が出来、英会話力が向上しました。
今回の留学では、英会話力を向上させるにはどうすれば良いだろうかと考えていましたが、相手に何かを伝えたいという思いが大切で、その相手と仲良くしたいから、もしくはこんな事に今興味を持っていてその事について相手と共有したいからという思いを持って話すと楽しく英会話力を向上させる事が出来ると実感出来ました。また、留学先では買い物やバスの乗り方など分からない事が沢山ありました。しかし、分からない時は、自分で解決するしかない状況に置かれ必然的にコミュニケーション力や積極性が向上しました。今回の留学は私にとってすべてが良い経験となりました。今回の経験を活かして今後さらに向上していけるように頑張ろうと思います。
学部4年 渡邉 優太
私はこのプログラムの情報を見て興味がわいたので申請しました。2月の21日から3月の14日までワイカト大学において短期留学をしてきました。現地に到着し、最初はホストファミリーとの生活が苦でしたが、ホストファミリー全体がとてもよくしてくれましたので最終的にはなれていました。学校の先生がたもとても親切でした。多くのニュージーランドの文化と英語を学びました。スピーキングとリスニングのスキルはとても上達したと思っています。学校の授業の中では、リーディング,ライティング,リスニング ,リスニングのテストがあり、私自身リスニングが嫌いだったので、テストにはとても苦労しました。しかしそのおかげで帰るころには、来た頃よりしっかりと英文を聞けるようになったと思います。またスピーキングについては、初めてのテストと同じことを最後のテストで聞かれ、初めは答えることができなかったが、最後の時はすらすらと答えることができ本当にうれしかったです。英会話はとても不安でしたが、下手な英語でもある程度は通じるので安心しました。英語でコミュニケーションをとる上で、自分がどのように話し掛けることで相手が話しやすいか、相手がどのような返答を待っているのかを考えるのが重要と分かりました。興味があるかたはぜひ応募してみてください。