平成27年度澳博集团海外派遣留学支援事業(海外短期派遣)に採用された5名の学生が、ニュージーランドのワイカト大学で研修を行いました。

5名のニュージーランドでの研修や生活の様子をご紹介します。

派遣学生

  • 松岡 莉子さん  (学部1年)
  • 上村 慎太郎さん (学部1年)
  • 伊藤 大峻さん  (学部2年)
  • 村上 龍之介さん (学部3年)
  • 中澤 遥菜さん   (学部3年)

※学年は派遣当時

研修報告

学部1年 松岡 莉子

 私は、3週間語学研修のために、ニュージーランドにあるワイカト大学に行ってきました。そこは、総合大学で、とても大きく、たくさんの国から留学生がきていました。私たちは留学生のためのpathway collegeに通い、英語の勉強をしました。午前中と午後に1つずつ授業があり、午前中は全員日本人でしたが、午後のクラスでは、日本以外からきた人たちがたくさんいて、国際交流の良い機会を得ることができました。

 ホストファミリーはスリランカ人で、とても優しい人たちでした。ホストファミリーはベジタリアンだったので、初めて、野菜だけの生活をして良い経験をすることができました。

 また、土日や放課後はハミルトン市内や、オークランドなど、ニュージーランド観光を楽しむことができました。公共機関を使ったり、買い物をしたりと、現地でしかできない経験をたくさんする事ができたのでよかったです。

 3週間はとても短かったですが、とても楽しめたし良い経験をすることができました。また機会があれば行ってみたいです。

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学部1年 上村 慎太郎

 今回私はニュージーランドのワイカト大学に3週間の短期留学に参加しました。私はそこでホームステイをし、毎日英語でコミュニケーションをとりました。最初はなかなかホストファミリーと打ち解けることができませんでしたが、みんなが優しく、フレンドリーに接してくれたおかげで、多くの会話をすることができました。

 学校生活ではほぼ毎日のように澳博集团があったので、授業以外の面でも充実した日々を過ごしました。授業は月曜から金曜まであり、朝9時に始まります。クラスの生徒や先生と英語で会話をしているうちに、友達が増え、相手に伝えることができる情報も増やすことができました。放課後はたいていホストファミリーと過ごし、映画を見たり、ショッピングに出かけたり、たわいもない会話で盛り上がりました。休日は自分で計画を立て、旅行にいったり、私のホストマザーがツアーのスタッフの方と知り合いだったので、ツアーに参加することもできました。

 私はニュージーランドで多くの貴重な体験をすることができ、私は多くのことを学ぶことができました。経験に勝る物はないと感じました。

 そして、今回の滞在で何かを身につけるためには、積極的な行動が必要だと思いました。英語を話すことだけでなく、全てのことにおいてこのことは大切だと思いました。この経験を活かし、もっと英語を話すことができるように努力したいです。

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学部3年 村上 龍之介

 私は3週間のニュージーランド留学で、海外での生活を初めて体験しました。渡航前は初めてのホームステイに不安しかありませんでした。私は人より臆病でしたので実際に家族に会って話をするまでずっと緊張していたのを覚えています。ホストマザーは私のたどたどしい英語の挨拶に、何一つ困った顔もせずに親切に理解しようと努めてくれました。自己紹介一つにしても私はとても困難で時間もすごくかかってしまいましたが、なんとか言いたいことを伝えられたときに、小さなことですが達成感を感じました。このときはもうすでに緊張はほぐれ、ブラザー達と楽しくディナーをしていたのが印象に残っています。英語に自信がなくても諦めないことの大切さに気づかされました。平日はワイカトのスクールもあり、グループ学習やリーディング?ヒアリングのトレーニング、ひたすら喋ることのできるコミュニケーション授業があったりと英語学習に適した環境でした。特に海外の方とローテーション形式で話し続ける授業はお気に入りでした。(慣れるまでは辛かったです..。)放課後はスクールでできた友達と買い物に行ったり、マザーに料理を教えてもらったり、一緒に海外ドラマを見て私が理解できないところを説明してもらったりと充実した毎日でした。

 週末にはホストファミリーに海や川、湖に案内してもらい、景色を楽しんだり泳いだりと自然を満喫しました。私は水泳が趣味でしたのでラグランビーチの綺麗な海で泳げたことを特に気に入っています。その他にもロトルアの温泉街を観光したりポリネシアンのマオリ族のパフォーマンス?ラグビー観戦にハカを堪能できたことはとてもよい思い出となっています。英語圏に抵抗がある方でも思い切って挑戦してみるべきだと思います。学部3年のなかで一番貴重な体験となりました。

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学部3年 中澤 遥菜

私は、今回ニュージーランドでの3週間の短期留学プログラムに参加しました。昼間はニュージーランドのハミルトンにあるワイカト大学のパスウェイカレッジに通って英語を勉強していました。英語のあいさつなど基礎的な内容が中心で、最初はつまらないと思っていました。しかし、日常でそのような表現を使えているわけではなく、重要であると気づきました。何度も繰り返して学ぶことによって自分の中にしっかりと定着させることができました。また、週に一回、放課後に English club というものがあり、ワイカト大学の学生と交流することができました。私たちと同じコンピューターサイエンスを勉強している学生もいて、会話が弾みました。

また、夜はホストファミリーと一緒に夕飯を食べてテレビを見て過ごすことが多かったです。毎週木曜日は、近くのショッピングモールに連れて行ってくれて、そこで食べました。ホストファミリーに初めて会ったときは、すごく緊張していましたが、緊張していた私を笑わせようとしてくれてすぐに馴染めました。困ったときには助けてくれて、とてもやさしいホストファミリーでした。

今回の留学で、英語を勉強するときに大事なことは、何度も繰り返すことだと感じました。最初はホストファミリーの英語がほとんど聞き取れませんでしたが、何度も聞き取ろうとしていたらだんだんと聞き取れるようになってきました。英語で会話するときも、最初は英語が話せなくて不安でしたが、だんだんとどのように話せば相手に自分の意思を伝えることができるのか、人と英語で会話していくうちに学ぶことができました。今回の経験を生かして、これからも英語を勉強し続けていきたいと思います。

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