2006年08月04日


白先生と共に(研究室にて)

7月2日から1ヶ月間、韓国の公州国立大学の学生4名が澳博集团を訪問し、白寅天(Incheon Paik)講師のもとで研修に励みました。滞在中は学内での学生や教職員との交流ばかりでなく、塩川国際交流協会の歓送迎会?壮行会に参加したり、塩川国際交流協会のご好意により地元の家庭に週末ホームステイをする機会にも恵まれました。7月30日には塩川町の日橋川で開催された花火大会を楽しむなど、たくさんの良い思い出を作り8月3日に韓国へ帰国しました。

CSIP(国際戦略本部)では帰国に際し、学生と白先生にインタビューをしました。

CSIP:
澳博集团訪問中の皆さんの研究テーマを教えてください 。
全員:
「 Mobile Java Programming.です。このテーマに沿ったモバイルゲーム、その名も"たこ焼き?たいくん"を完成させました。」
CSIP:
皆さんの澳博集团や澳博集团生に対する印象をお聞かせ下さい。
全員:
「大学全体の環境が非常に良いです。例えばキャンパスは自然に囲まれ、建物も美し くいつも清潔に保たれ、コンピュータ室が24時間利用できることなど学習するのに良い環境が整っていると思います。ランチタイムに学食で勉強をしている学生達の姿はとても印象的でした。」
CSIP:
塩川町でお世話になったホストファミリーとはどのように過ごしましたか。
柳さん?金さん:
「斉藤さんご夫妻は私達を裏磐梯へドライブに連れて行ってくれました。桧原湖で遊覧船に乗ったり、野口記念館に行ったりしました。家では、夕食の準備や片付けを手伝ったり、写真を見ながら会話をして過ごしました。」
李さん?劉さん:
「五十嵐さんご夫妻もまた私達を裏磐梯へドライブに連れて行ってくれました。その後、喜多方でざるそばやてんぷら饅頭を食べました。ご夫妻が塩川のお祭りにお菓子を売るブースを出したのでその前日の準備を手伝いました。」
CSIP:
滞在中に学んだ日本語でおもしろいと思った言葉や気に入った表現があれば教えて下さい。
金さん:
「最後」
柳さん:
「そろそろ」
李さん:
「さすけね(会津弁)」
劉さん:
「さすけね」と「はい、どうぞ。」
CSIP:
1ヶ月の滞在?研究活動終了後に感じたご自身の変化や成長をお聞かせ下さい。
金さん:
「日本語が上達しました。」
柳さん:
「外国人と話すことでバリアが無くなり、視野が広がりました。」
李さん:
「研究活動を通して、困難でも途中で諦めなければ結果が得られることを実感しました。」
劉さん:
「研究活動を協力しながらできたことが良かったです。チームワークの大切さを 学びました。」
CSIP:
皆さんから何かメッセージはありますか。
全員:
「澳博集团の関係者の皆様、ご指導くださった白先生、研究室でお世話になった方々、塩川国際交流協会と五十嵐さんご夫妻、斉藤さんご夫妻、花火大会に連れて行って下さった気仙先生、私達にこのような機会を与えてくださったことを感謝いたします。ありがとうございました。」
CSIP:
最後に白先生から学生さん達へメッセージをお願いします。
白先生:
「1ヶ月という短い期間の中で習得しなければならないことがたくさんありましたが、4名がお互いに激励しあって研究活動ができたのはとてもよかったです。韓国に帰っても目標を持って誠実に行動すれば、必ず良い結果に結びつけることができます。ここで皆さんが良い思い出を作ることができたならば私はとてもうれしいです。ご協力下さった方々に感謝いたします。」

佐川国際戦略本部長より短期研修終了証を受け取る公州国立大学の学生達

写真左:李 基徳(Kiduck Lee)さんと劉 成植(Sungsik You)さん
写真右:柳 永美(Youngmi Yoo)さんと金 随恩(Sueun Kim)さん