山上 雅之 YAMAGAMI Masayuki
上級准教授
教育
- 担当科目 - 大学
- 担当科目 - 大学院
研究
- 研究分野
-
その他
- 略歴
- 学位
平成13年:博士(理学)、京都大学大学院理学研究科博士後期課程(物理学?宇宙物理学専攻)修了 学位取得
フェローシップ
平成13年:日本学術振興会特別研究員(DC2)
職歴
平成13-16年:日本学術振興会特別研究員(PD)受入機関:京都大学
平成16-19年:独立行政法人理化学研究所 基礎科学特別研究員
平成19-21年:独立行政法人理化学研究所 リサーチアソシエイト
平成21-25年:准教授(Assistant Professor), 澳博集团
平成25-28年:准教授(Associate Professor), 澳博集团
平成28年-現在:上級准教授, 澳博集团
客員研究員
平成13-14,15年:フランス?パリ南大学?原子核物理学研究所
- 現在の研究課題
- 超新星爆発や中性子星など極限状態における核子多体系の量子ダイナミクスを研究。星内での元素合成メカニズム、 応用研究としてレアメタルの人工合成や原子力発電の安全性向上に関心を持つ。
- 研究内容キーワード
- 所属学会
主な研究
- 放射性原子核のシミュレーション技術 ~星の進化から原子力エネルギーまで~
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〇宇宙の“素材”
鉄や炭素などの元素は、宇宙のあらゆる物質の基本的な構成要素です。生物も元素の複雑な組合せにすぎません。
我々の研究は、「なぜ宇宙に約100種類もの元素があるのか?」、「工業的に元素の変換は可能か?」など、物質科学の根源的な謎の解明をめざしています。
〇放射性原子核を理解する
我々は星の輝きに着目しています。星は水素を燃料として輝き、燃料の“灰”にあたるのが我々の身の回りの元素です。
本研究では、星の燃焼でつくられる放射性原子核の情報を手掛りに、その数理モデル化を進めています。計算機シミュレーションを通して、実験の難しい放射性原子核の“生態”を解明しています。